院長's EYE

院長の日常

2020.06.29

日曜日の午後に、「人が輝く組織づくり実践セミナー」に参加しました。
「人と経営研究所」所長の大久保寛司さん、リッツカールトン元日本支社長の高野登さん、埼玉県入間郡で産廃会社を経営されている石坂典子さんの対談形式オンライン講演会でした。
当院スタッフ2名もzoomで一緒に受講。
以前大久保寛司さんのお話を拝聴する機会があり、非常に感銘を受けて、いつかスタッフと共に聞いてみたいと思っていました。
ちなみに石坂産業という産廃会社は、世界中から見学者が来るようなとても有名な企業なんです。
https://ishizaka-group.co.jp
三芳町なので川越のすぐ隣。
近くにこんな会社があったなんて・・知らずにお恥ずかしい。
石坂典子さんは2代目社長になった当初とても苦労したそうです。
組織を立て直し、環境に優しく社会に貢献する会社作りの話はとても感動しました。
職種や組織の規模こそ違えど、非常に参考になる内容でした。

高い技術力と組織力は、良い歯科医院の両輪だと思っています。
良い組織にするために、自分も含めスタッフそれぞれが成長してくれたら嬉しいです。

久しぶりにオンラインではないセミナーに参加してきました。
本来なら4月スタートだった小児矯正の勉強会です。
全身の歪みや間違えた呼吸の仕方で歯並びは悪くなっていきます。
そこにアプローチせずに歯だけ並べても、また元に戻ってしまう可能性は高いです。
身体の健康のために、幼少期に悪習癖や歯列の改善を行うことはとても大切です。
反対咬合なら5歳くらいから、通常の歯列不正なら小学校1年生くらいから開始することがベターです。
子供達の未来のために、もっと深く歯並びのことを学んでいきたいと思います。

川越で一番清潔な歯科医院にする!という目標のもと、スタッフと日々院内の綺麗化プロジェクトを進めています。
その一貫で、第二種歯科感染管理者検定講習会を受講することにしました。
本来なら会場は横浜でしたが、コロナの影響でオンラインに。
スタッフも私もそれぞれ自宅のPCで授業を聞き、夕方試験に臨みました。
結果は一ヶ月後・・。
ともあれ、消毒・滅菌に関する多くの知識を得ることが出来、非常に学びの多い一日になりました。
スタッフが誇りを持って働くことが出来るように、これからも一緒に学んでいきたいと思います。

院長の日常

2020.05.27

相変わらずどこにも行けないので本を読んでいます。
「素数たちの孤独」
ラジオで紹介されていて購入しました。
翻訳本は感情移入がしにくく苦手なのですが、まったく違和感なくスラスラ読めました。
劇的感の無いなんともモヤモヤした恋愛?ストーリーですが、何故か一気読みしてしまう魅力がある小説でした。ちなみに映画化もされています。

・・・

「長い時間をかけた人間の経験」
長崎で被爆した著者が自身のルーツを辿るお話。
低被爆放射線の後遺症により、数十年経過しても様々な病気を発症することを知りました。
因果関係を結びつけることが出来ず、国に認められず亡くなっていった方も多かったようです。
そう考えると、福島第1原発の事故の本当の被害が分かるのは随分先で、それが認知されるのか難しい様な気がしました。

・・・

「Go to Togo」
「世界最貧国トーゴの織物と、京都の染織技術を結びつけて、未来に価値あるものを残し世の中を良くする!」という信念のもとに奮闘する若者のお話。
猪突猛進のバイタリティに、やがて両国の多くの人達が巻き込まれていく・・
その倒れても立ち上がる姿に、なんかこの若者凄いなと、正直感動しました。
コロナボケでのんびりしている場合じゃない。と反省させられました。
表紙の絵も素敵です。
勇気が出る一冊でした。

診察前のうがいと手指消毒の案内板を作ってみました。
初めはデザイナーさんにお願いしようと思いましたが、せっかくのステイホームなので自作することに。
絵を描いて、字を選んで、お洒落な感じになるように。。
写真プリントして100均で買ったシートに貼って完成。
制作費800円!
うーむ。どうですかね。
明日スタッフに感想を聞いてみよう。
とりあえず、絵を描いてる時間はワクワクして楽しかったです。