院長's EYE

院長の日常

2020.04.26

一月から通い始めたEssential Management Schoolを無事に卒業することが出来ました。
本質行動学という、「物事の本質を追求し自分自身と携わる組織のマネジメントを実践していく学問」を学びました。(お金のマネジメントではありません)
毎週レポートを提出し論文を読み、久しぶりに学生に戻った気分でした。
まさに怒涛の4ヶ月間、課題の多さにくじけて危うくドロップアウトしそうでした(笑)・・。
各分野の第一線で活躍される講師の方々のお話はとても新鮮で、目からウロコで、時に鳥肌が立つような瞬間もありました。
これはなんとも、説明出来ないくらい素晴らしい時間でした。
普段出会うことのない、異業種の仲間も沢山出来ました。その方々との語り合う時間もとても心地良く、多くの学びを得ることが出来ました。

たくさんinputしたので、これからはoutputに努めたいと思います。
本質行動学は「実践してこその価値」なので、勇気を持って前に進んでいこうと思います。
commencement は卒業式という意味の他に、開始・はじめという意味もあります。
これからが第二のスタートを思い、良い歯科医院にする取り組みをしていきたいと思います。

ライブで始まり、修了式はオンライン。
支えていただいたスタッフの方々に感謝申し上げます。
有難うございました。

新型コロナウイルス以前から院内感染予防に努めていましたが、これを機に更に徹底することにしました。
歯科という職種上、医科の手術室のようには完璧には出来ませんが、スタッフみんなでこの問題に取り組んでいます。
手間もコストもかかりますが、これも学びのチャンスと前向きに捉えたいと思います。
患者さんとスタッフを守る為に、今出来ることをしっかりとやっていくつもりです。

換気

手指の消毒

雑誌の撤去

診察前のうがい

次亜塩素酸水を入れた加湿器の設置

器具機材のバリア

患者さん毎の滅菌

スタッフの感染予防

次亜塩素酸水によるユニットの拭き上げ

院長の日常

2020.03.22

長野県小諸市にある、小諸高原美術館・白鳥映雪記念館と小山敬三美術館を訪れてきました。
お二人とも明治生まれで生活に苦しみながらも美術の道を志し、日本を代表する画家になりました。


白鳥映雪氏は若い頃歯科助手として住み込みで働きながら、夜中に絵を制作したとのことを知り驚きました。
また92歳で脳梗塞の後遺症で右半身不随になりながらも、翌年に左手一本で描いた作品も展示されていてとても感動しました。

フランスへ留学し美術を学んだ小山氏の絵は、姫路城や浅間山など日本の風景画なのにどこかヨーロッパの香りのする印象を受けました。
曲線を描いた形の美術館もモダンで素敵でした。

芸術に人生をかけたお二人の作品から大きな感銘と刺激を受けました。
時代も職も違いますが、何か通ずるものを感じ、自分の歯科医療もこうありたいなと思いました。
幸せな時間でした。

横浜で行われた藤本研修会LOTコース(歯列矯正の勉強会)の最終回に参加してきました。
私は2年前に卒業していて、今回はOBとして現在の受講生の前でプレゼンテーションをさせていただきました。

歯を動かせるようになると、臨床の幅が大きく広がります。
もちろん矯正専門医にお願いすることもありますが、歯周病の患者さんや被せ物を入れる予定の患者さんは自分で行った方が良い場合もあります。
私もまだまだ勉強中ですが、良い治療を行うためには矯正の技術は必須だと感じています。

発表後、会を主催されている加治初彦先生に色々とご助言をいただきました。
休日返上で横浜まで足を伸ばした甲斐がありました。

院長の日常

2020.02.29

スタディグループのスキー旅行で蔵王に行ってきました。

初日は4月並みの暖かさ・・
超暖冬の影響で、なんと樹氷が一度すべて溶けてしまったとのこと・・
池のようなゲレンデ状態でスキーは諦め、昼から地元のお寿司屋さんで宴会(笑)。

しかし、一転二日目は今年一番の冷え込みに!
吹雪でアイスバーン、ホワイトアウトという過酷な状況でスキーを楽しみ?ました。
最終日には山頂まで行き、例年より少し寂しげですが樹氷も見ることが出来ました。

ホテルの方のおもてなしも素晴らしく、温泉街の夜の宴も盛り上がりました。
今年も幹事として無事に終わり、ホッとしています。