院長's EYE

昨年は矯正、今年は根管治療の勉強で2年間続いた横浜通いも今回で終了。
長かったようなあっという間だったような。
最終回の今回はケースプレゼンテーションをしてきました。
人前で発表するのは緊張しますが、今回も多くの学びを得ることが出来ました。
ご指摘を受けて気づくことも多くあります。

また少し成長出来たと思います。
関口がんばりました。

また、明日から次の一歩を踏み出していきたいと思います。

休診の木曜日、毎年検診にお伺いしている障がい者施設で講演をしてきました。
口腔ケアにとても力を入れている施設で、検診の時にいつも入所者の方々のお口の中が綺麗で驚きます。
スタッフの方々の仕事への情熱は口腔内を見るとよく分かります。
こちらの入所者の方々はとても幸せだなと常々思います。

今回は一時間ほど、スタッフさん向けに「歯の基礎知識」という演題でお話させていただきました。
上手く話せたかは分かりませんが、日頃の口腔ケアのヒントになれば嬉しいです。
自分の医院の中だけでなく、外に出て、地域の歯科医療にも貢献したいと思います。

週末は横浜で根の治療の勉強をしてまいりました。
観光客賑わう中華街のすぐ近くで、遊びに行きたい気持ちを抑えてひたすら座学の二日間。
すっかり根の治療の奥深さと魅力にはまってしまいました。
ただ、学べば学ぶほど自分の未熟さにも気付かされます。
もっともっと上の世界を見て見たい。と思う今日この頃。
Time flies.
高みを目指して歩んでいこうと思います。

休診の木曜日を利用して大阪へ日帰り旅行。
根管治療専門医である牛窪敏博先生のオフィスを見学させていただきました。
ペンシルバニア大学に留学されていたとても著名な先生です。
洗練されたオフィスにユニットは一台だけで、一人の患者さんに対し、1時間から2時間かけて丁寧に治療されていました。
先生の技術はもちろん、アシスタントの方の動きも素晴らしく、お二人で一緒に治療をされている印象を受けました。
私の質問に対して、治療介入の根拠や器材の選択基準も明確にお答えいただき、非常に勉強になりました。
自己流でも術者の勘でもない、エビデンスに則って治療を行う大切さを再認識させていただきました。
わずか半日の滞在でしたが、多くの学びを得ることが出来ました。

診療後は、たこ焼きもお好み焼きも無しで、ダッシュで帰路につきました。
さすがに日帰りは少し疲れましたが、充実した一日になりました。
牛窪先生、スタッフの皆様、有難うございました。

土日の二日間、根の手術の勉強をしてきました。
丁寧に根の中の治療をしても、外側(骨側)に細菌感染している場合は膿は治りません。
その時は、根先端を切除する手術が必要です。
現在は顕微鏡を使い、専用の器具を使用することで、以前のやり方よりも飛躍的に成功率は上がりました。

新しい器材の知識をインプットし、みっちり手術のトレーニングを受けてきました。
疑問点も消え、知識の整理も出来たので、とても有意義な週末になりました。