院長's EYE

院長の日常

2018.12.20

通っているトライアスロンスクールの年末の恒例行事、「煩悩スイム」に参加してきました。
その名の通り、煩悩の数だけ25mを108本ひたすら泳ぐイベントです。
2年前までは2本くらいで撃沈していましたが、無事に完泳!
これで煩悩が無くなりすっきり新年を迎えられます(笑)。

休診の木曜日を利用して大阪へ日帰り旅行。
根管治療専門医である牛窪敏博先生のオフィスを見学させていただきました。
ペンシルバニア大学に留学されていたとても著名な先生です。
洗練されたオフィスにユニットは一台だけで、一人の患者さんに対し、1時間から2時間かけて丁寧に治療されていました。
先生の技術はもちろん、アシスタントの方の動きも素晴らしく、お二人で一緒に治療をされている印象を受けました。
私の質問に対して、治療介入の根拠や器材の選択基準も明確にお答えいただき、非常に勉強になりました。
自己流でも術者の勘でもない、エビデンスに則って治療を行う大切さを再認識させていただきました。
わずか半日の滞在でしたが、多くの学びを得ることが出来ました。

診療後は、たこ焼きもお好み焼きも無しで、ダッシュで帰路につきました。
さすがに日帰りは少し疲れましたが、充実した一日になりました。
牛窪先生、スタッフの皆様、有難うございました。

土日の二日間、根の手術の勉強をしてきました。
丁寧に根の中の治療をしても、外側(骨側)に細菌感染している場合は膿は治りません。
その時は、根先端を切除する手術が必要です。
現在は顕微鏡を使い、専用の器具を使用することで、以前のやり方よりも飛躍的に成功率は上がりました。

新しい器材の知識をインプットし、みっちり手術のトレーニングを受けてきました。
疑問点も消え、知識の整理も出来たので、とても有意義な週末になりました。