ブラキシズム(歯ぎしり)について

ブラキシズムとは、お口やその周辺の器官にみられる習慣的な癖で、無意識に行われるものです。

代表的なブラキシズムのパターン

  1. 歯ぎしり型(グラインディングタイプ)
    歯の全体を横にギリギリとこすり合わせるタイプです。
    その運動範囲は広く全体的に歯がすり減っていきます。夜間に行われるのがほとんどです。
  2. 咬みしめ型(クレンチングタイプ)
    無意識のうちに咬みしめてしまうタイプです。
    日中・夜間にかかわらずおきます。多くの場合、音がならないので発見が遅れることが多いです。
  3. きしませ型(ナッシングタイプ)
    ある一定の場所にだけでキリキリこすり合わせるタイプです。
    犬歯やその1~2本うしろの歯の先端だけがすり減っていることが多く、ほとんどが夜間にみられ、大きな音が鳴ります。

このようなブラキシズムの症状は歯に大きな負担をかけ、さまざまな影響を及ぼします。

たとえば・・・

  • 知覚過敏
  • 冠やつめ物がはずれる
  • 歯が割れる
  • 歯周病を進行させる
  • 顎関節症
  • あごのずれ
  • 顔面の変形
  • 頭痛・肩こり

などです。

上記のようなことがおこってしまう前に注意すること!

  • 唇は閉じて上下の歯はあわせないことを意識する
  • ストレスをためない
  • 唇や頬、あごのまわりの力を抜く
  • 頬づえやひじをつくのをやめる
  • 咬み合わせていることに気づいたらすぐに歯をはなす
  • 左右均等に咬む

ブラキシズムの存在に気づき意識することにより、歯を守り治療した状態を長持ちさせること事につながります。みなさん注意してみて下さい。

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川越市の自由診療歯科医院
関口歯科 《歯周病・根管治療・入れ歯》
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