治療の説明
マイクロスコープ・顕微鏡治療とは?

歯科用マイクロスコープは、最大20倍以上に視野を拡大できる顕微鏡です。肉眼や2〜8倍の拡大鏡では見えにくい、歯の亀裂・虫歯の入り口・根管の形態などを鮮明に確認できるため、診断と治療の精度が大きく向上します。
関口歯科では、どの治療でも歯科用マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使い、微細な部分まで確認しながら治療を行っています。歯のひびや根管の入り口など、わずかな情報の違いが治療結果を左右するため、マイクロスコープは精密治療の基準と考えています。
拡大視野を用いることで、「悪い部分だけを正確に取り除き、健康な歯をできるかぎり残す治療」が可能になり、結果として再発のリスクを減らし、歯を長持ちさせることにつながります。
歯科用マイクロスコープ・歯科用顕微鏡治療と他治療との比較


歯の治療では、「どれだけ広く・はっきり見えるか」が仕上がりを大きく左右します。
その見え方を支える方法として、肉眼・拡大鏡(ルーペ)・マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)の3つがあります。
この3つを比較すると、それぞれに特徴があります。
- 肉眼:もっとも一般的ですが、細かな部分までは見えにくく、どうしても経験に頼りやすくなります。
- 拡大鏡:肉眼より大きく見えるため、ある程度ていねいな作業が必要な治療に向いていますが、倍率や明るさには限界があります。
- マイクロスコープ:最大20倍以上に拡大でき、細かい部分まで明るくクリアに見えるのが特徴です。肉眼では見逃してしまうような細部まで確認できます。
マイクロスコープを使うと、虫歯の取り残しを防いだり、根の治療で複雑な部分を正確に見つけたり、被せ物をよりぴったり作ることにも役立ちます。
「しっかり見える状態で行う治療」は、歯の寿命を伸ばすうえでもとても有効です。よりていねいで精密な治療を選びたい方に、マイクロスコープはおすすめの方法です。
当院がマイクロスコープを用いる理由
REASON 01:20倍拡大の視野で微細な状態を正確に把握

歯の表面に入った細かいひび、初期の虫歯、古い詰め物の段差など、肉眼では気づきにくいところまで確認できます。特に根管治療では、細い神経の通り道や分かれ道を見つけるうえで大きな助けになります。
REASON 02:日米顕微鏡歯科学会認定医による治療

関口 寛之院長は以下の資格を保有しています。
- Academy of Microscope Enhanced Dentistry(アメリカ顕微鏡歯科学会)認定医
- 日本顕微鏡歯科学会 認定医
国内でも取得者が少ない専門資格を持つ歯科医師が担当します。国際的にも評価されている技術をもとに、質の高い治療をご提供できることが当院の強みです。
また、15年以上にわたりマイクロスコープを使った診療を続けており、小さな変化や細かな部分も見逃さない、丁寧で精密な治療を大切にしています。
REASON 03:すべての治療でルーティン使用

マイクロスコープは特別な治療のときだけ使うわけではありません。虫歯・根管治療・歯周病治療・詰め物・被せ物・クリーニングなど、日常の治療でも必ず使用しています。
これにより、
- 虫歯の取り残しを防ぐ
- 不要に大きく削らない
- 精度の高い詰め物・被せ物が作れる
など、治療の質を安定させることができます。
REASON 04:治療内容を録画し、わかりやすく説明

当院では治療中の様子は録画し、術後の説明で実際の映像を一緒に確認します。「どこに問題があったのか」「どんな治療をしたのか」がわかりやすく、不安なく治療を受けていただけます。
REASON 05:快適に受けられる治療環境

長時間の治療でも体がつらくならないよう、テンピュールマットや専用ヘッドレストを使用しています。こまめに声をかけながら進めますので、初めての方でも安心です。























