先週末は「Microscope Plastic Surgery Advanced Practice Course」を二日間受講して来ました。
プラスティックサージェリーとは、顕微鏡を使用し歯肉を切除して移植を行う、とても繊細で難しい手術です。
特に歯肉退縮(歯茎が下がって根が露出)している症例や、前歯の審美領域の治療に有用な技術です。
ソーシャルディスタンスを考慮した会場で、丸二日みっちり講義と実習に励んでまいりました。
以前は細かな審美的な治療に対し、歯科医師の自己満足では・・?と感じていました。
今は「真実を連ねると迫ってくる」という言葉を大切に処置をしています。
細部へのこだわりが本物を作ると思うので、もっと綺麗で美しい治療が出来るようになりたいです。

久しぶりにオンラインではないセミナーに参加してきました。
本来なら4月スタートだった小児矯正の勉強会です。
全身の歪みや間違えた呼吸の仕方で歯並びは悪くなっていきます。
そこにアプローチせずに歯だけ並べても、また元に戻ってしまう可能性は高いです。
身体の健康のために、幼少期に悪習癖や歯列の改善を行うことはとても大切です。
反対咬合なら5歳くらいから、通常の歯列不正なら小学校1年生くらいから開始することがベターです。
子供達の未来のために、もっと深く歯並びのことを学んでいきたいと思います。

川越で一番清潔な歯科医院にする!という目標のもと、スタッフと日々院内の綺麗化プロジェクトを進めています。
その一貫で、第二種歯科感染管理者検定講習会を受講することにしました。
本来なら会場は横浜でしたが、コロナの影響でオンラインに。
スタッフも私もそれぞれ自宅のPCで授業を聞き、夕方試験に臨みました。
結果は一ヶ月後・・。
ともあれ、消毒・滅菌に関する多くの知識を得ることが出来、非常に学びの多い一日になりました。
スタッフが誇りを持って働くことが出来るように、これからも一緒に学んでいきたいと思います。

2020.05.03
移らない移さない。
を徹底していたら、こんな姿になりました。
最近暇なので、スターウォーズを第1作から見始めました。
ダース・ベイダーになった気分で診療をしています。
ちなみに顔は笑っています。

新型コロナウイルス以前から院内感染予防に努めていましたが、これを機に更に徹底することにしました。
歯科という職種上、医科の手術室のようには完璧には出来ませんが、スタッフみんなでこの問題に取り組んでいます。
手間もコストもかかりますが、これも学びのチャンスと前向きに捉えたいと思います。
患者さんとスタッフを守る為に、今出来ることをしっかりとやっていくつもりです。

換気

手指の消毒

雑誌の撤去

診察前のうがい

次亜塩素酸水を入れた加湿器の設置

器具機材のバリア

患者さん毎の滅菌

スタッフの感染予防

次亜塩素酸水によるユニットの拭き上げ
