〈診療時間〉
9:30~13:00 / 14:30~18:00
〈休診日〉
木曜・日曜・祝日
失った歯を置き換える義歯やインプラントの技術はとても大切です。
私もこの20年間、必死にその技術を学んできました。
しかし、そもそもなぜこの方はこれほど多くの歯を喪失したのだろうかと考えた時、いつも答えは「歯並び」でした。
歯並びが良ければ、唾液の自浄作用で細菌は付着しにくく、歯ブラシで容易に除去出来ます。
虫歯にも歯周病にもなりにくいです。
たとえ虫歯になったとしても、正常歯列なら治療がしやすく精度の良い治療が出来、長持ちします。
歯列不正の場合は、再治療を余儀なくされ、そのたびに歯や歯肉は劣化していきます。
乱れた歯列にブリッジや入れ歯、インプラントを行っても、口腔衛生や力学的な問題は解決されておらず、緩やかに口腔内は崩壊の道を辿ります。
健全な永久歯列を育成すること。
それこそが歯科医師としての最大の使命なのだと、多くの患者さんの治療を通して気づきました。
関口歯科では、MRC矯正治療(マウスピースを使用した歯列矯正)、バイオブロック矯正治療を行っています。
学校医として保育園や小学校の検診に行くたびに、顎の発育不良のために歯列不正になっている子供たちを沢山見かけます。
適切な時期に適切な方法で、顎骨(顔貌)を発育させてあげれば、特殊なケースを除いて歯は綺麗に並んでいきます。
5~9歳までが、歯並びを治していくとても重要な期間です。
上顎の成長は10歳をピークに止まってしまいます。
それまでに、成長を促して上げなければ、スペース不足で歯並びは乱れます。
歯並びが悪いと、口腔内の容積が狭くなり、気道が圧迫され、苦しさから口呼吸になります。
口呼吸により、猫背になり身体は歪んでいきます。
歪んだ姿勢は、子供たちが大人になった時、様々な病気の原因になるかもしれません。
虫歯や、歯周病だけの問題ではありません。
健全な永久歯列を育成出来る期間は思っているよりも短いです。
お子様の人生を左右する大切なことです。
私の分かることでしたら、なんでもお答えいたします。
お気軽にご相談ください。
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